卵子凍結とは
子供を産み育てたいと望んでいるもののすぐには難しい方にとって、将来の妊娠に備える選択肢の一つが卵子凍結です。若年時に卵巣から採取した卵子を、未受精のまま凍結保存することで、妊孕能を温存しておくという考え方です。
悪性腫瘍などに罹患した方の妊孕性温存のために凍結する「医学的適応」によるものと、加齢などにより生殖能力が衰える前に凍結する「社会的適応」によるものがあります。
当クリニックは、社会的適応の卵子凍結を行っており、東京都卵子凍結助成登録医療機関です。
メリット
卵子は胎児の時に作られ、年齢と共に卵子自体も老化し、その数は減ります。卵子が老化すると、細胞分裂時に染色体異常が起きやすいといわれています。これは、女性の年齢の上昇に応じて妊娠率が低下し、流産率が上昇する要因にもなります。しかし、若い頃の卵子を凍結保存しておくことで、卵子を凍結した年齢の妊娠率と流産率を維持することが期待できます。
デメリットと留意点
凍結卵子は、凍結胚と比べると融解時の質の低下が起こりやすいと言われています。また、パートナーが男性不妊の場合受精しない可能性もあります。将来の妊娠の可能性を高めるものであって、妊娠を保証するものではないこと、妊娠時期が高齢となった場合に母児共にリスクが高くなることをご承知おきください。
年齢制限について
当クリニックにて卵子凍結のための採卵が可能な年齢は、25歳から40歳未満となります。
卵子凍結の保存期間は最長42歳までとなります。
卵子凍結をお考えの方は、一度ご覧ください
検体保管は、当院/提携先で選択可能です
- 診療内容
- 不妊治療 産婦人科 婦人科
- 住所
- 〒185-0012
東京都国分寺市本町4丁目1−9
国分寺本町クリスタルビル5階 - アクセス
- 国分寺駅北口より徒歩2分
- 電話番号
- 042-325-4124
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日祝 | |
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9:00~12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ― |
13:30~15:00 | ★ | ★ | ― | ★ | ★ | ★ | ― |
15:00~18:00 | ● | ● | ― | ☆ | ● | ― | ― |
休診日:水曜・土曜午後/日曜/祝日
月~土:採卵または移植周期の方は8時より血液検査可能
★:処置等
☆:木曜午後診療19:00まで
○:土曜診療14:00まで
婦人科:平日10:00~12:00/
15:00~17:00(水曜午前のみ)
お子様連れ(要電話予約):月曜・木曜 15:00~15:30
予約制になります。事前にお電話またはインターネットからご予約ください。
月初めは保険証をお持ちください。
※コロナ感染症予防の観点から、原則、受診者のみのご来院でお願いしております。